以前、気分が落ち込んで、自分自身がうつ状態にあることがわかりました。
今でも全く気分は晴れませんし、心にどんよりとした重し、借金の重しがあることは重々承知しております。
これは、ほとんどの借金持ちの主婦の方でしたら共有できるのではないかと思っております。
借金の返済が気になり、先行きが暗くなってうつ状態になるのは理解できました。
しかし、うつ状態では借金を作る状態にはなりません。
根本的に、これまで借金を作ってきた過程を考えると、ADHDなのではないかと考えました。


これまで作ってきた借金はADHDのせいなのかな?
そもそもADHDとは”Attention Deficit Hyperactivity Disorder”の略で、日本語では注意欠如多動性障害と訳します。
以前は注意欠陥多動性障害と訳していましたが、「欠陥」という言葉よりマイルドな「欠如」という言葉に置き換わりました。
ADHDの人は注意が散漫だったり、じっとしているのが難しく衝動的に行動する傾向があります。
個人によってどの特徴が強く出ているかは変わりますし、同じ人でも年齢を重ねると行動の傾向が変わったり、特徴が弱まることもあります。
ADHDのタイプ
不注意優勢型: 必要なことに注意を向ける・向け続けるのが苦手。
多動/衝動性優勢型 : 必要のない動作・行動が多くじっとしているのが苦手。突然行動しはじめることが多い。
混合型: 不注意と多動/衝動性両方の特徴がある。
借金を繰り返してきた私は、不注意と衝動性の両方があり、混合型だと思っております。
借金を重ねる大人のADHDの方には以下のような特徴があります
・衝動買い
研究によるとADHDの方の脳は、「今買ったら、お金が足りなくなる。だから我慢!」とブレーキをかけても、そのブレーキが他の人よりききにくいことがわかっています。
さらには、買い物ほどすぐに結果が手に入るものはありません。
報酬遅延勾配が急な、つまり、待つのが苦手ですぐに手に入るものを好むADHDの方には、買い物は大きな楽しみです。
買い物の基準を「欲しいかどうか」ではなく、「これがないと生きていけないかどうか」に変えてみましょう。
もっと衝動買い名人の方は、「バーゲンの季節は財布には限られた現金しか入れない」といった物理的な防御策にでましょう。
・ギャンブルにはまりやすい
ADHDの方の脳の研究によれば、報酬系とよばれる脳の部分に大きな特徴が見られるそうです。
ADHDの人は、他の人が回避するようなリスクを冒してでも、大きな報酬が得られる方を選ぶそうです。
まさに、「虎穴に入らずんば虎子を得ず」ですね。
逆にいえば、同じことの繰り返しや古いものには、全く興味を引かれず、こうしたリスキーな状況でないと興奮できないという特性があるのです。
ギャンブルこそ、変化に富み新鮮さを失わず、報酬が明確ですぐに得られる、ADHDの方の脳が喜ぶ刺激なのです。
ここまでばっちりな刺激があると、「過集中」とよばれる、夢中になって何時間でも集中できるような状態へ移行します。普段の注意力散漫の様子からすると別人です。
まさに「入り浸り」の状態になるのです。
ADHDでまだギャンブルの経験のない方は、どうぞ最初からお控え下さい。
ギャンブルでなくとも、ネットゲームも依存性が高く、課金で破産する人もいるほどです。最初から刺激を避けるのが賢明です。
・クレジットカードの限度額を把握できない
クレジットカードでお金の管理ができなくなる方は、ADHDの方に限らず、けっこういらっしゃいます。
原因のひとつとして、情報の「つかみ方」に特徴があるといわれています。
情報のつかみ方には大きく分けて2タイプあり、物事を“感覚的に”つかむタイプと、“データや数字などに基づいて”つかむタイプの方がいらっしゃいます。
前者を非言語的記憶が優位なタイプ、後者を言語的記憶が優位なタイプといい、お金の管理が苦手な方は、前者に当てはまることが多いのです。
物事を数字やデータに基づいて捉える、「言語的記憶を優先的に用いている人」は、クレジットカードの明細書に書かれている数字や、銀行の残高金額などの数字だけで、お金の残高を把握できます。
これに対して、物事を感覚的に捉える、「非言語的記憶を優先的に用いている人」は、実際に「あと何枚お札がある」と見たり(視覚)、「財布がこのくらい膨れている」と触れたりして(触覚)、お金の残高を把握した方がピンとくるのです。もちろん、数字やデータを読めないわけではありません。文字としてわかっているし、意味を頭で理解はしているのです。
しかし、数字を見ただけでは“実感”として、「お金がこれだけしかないんだ!」とわかりづらいということです。このために、使い過ぎや、クレジットカード破産が生じやすくなります。
ADHDの方で、お金が溜まらないという方は、一度だまされたと思って、クレジットカードを封印し、「現金管理」に変えてみてください。
つまり、非言語的記憶をフル活用してみるのです。クレジットカード明細という数字による感覚(言語的記憶)で失敗しているのですから、財布に入れたお札の分厚さや、使えば目に見えて減って行く重さの変化、並べてみたコインの数の見た目で、お金を管理していくのです。
出展:アピタル 中島美鈴さん
このように考えると、私はほとんどの症状に当てはまってきております。
現在、申込み中のおまとめローンからは全く返信がありません。
債務整理の無料相談の方には3回目の無料相談もしてしまいました。
本当に申し訳ございません。
生きているだけで、迷惑を掛けているように感じる、今日この頃です。。