ここ何年も借金に苦しめられている私。
初詣には「お金に困りませんように」とこっそり書いてしまいました。
やはり、私は根本的に脳に何か器質的な障害があるのではないかと、年末から考えておりました。
ダンナ様と一緒の時は抑えられる、株やFXなどのギャンブルの衝動やブランド品の購入欲求。
一旦、一人になってしまうと、タガが外れたようにのめり込んでしまうのです。
借金脳との決別。びんぼう薬剤師の決意
年末から意識的に借金癖と金銭感覚を改善させようと努力をしております。
もちろん、ダンナ様に内緒で処方薬にも頼っておりますが・・・
根本の性質や性格を180度変える事は容易ではないですが、何事も「変わるための意識」が大切だと思っております。
何度もギリギリのところで返済、借入をし痛い思いも何度もしました。
それを思い出すことで、考えや行動を変えていき、いつかは変えられる事と信じております。
何度悪い癖を繰り返してしまっても、変わろうとする意志があり、諦めずに1mmでも前に進む意識があれば、生まれ変われるものと信じてます。
株、FX、買い物への依存はギャンブル依存の典型
一旦、ダンナ様と離れてしまうと何故、タガが外れて株、FXなどにのめり込んでしまうのか。
遅いながらも、私はギャンブル依存症なのだと再認識しました。
知り合いの心療内科の医師を受診してハッキリわかったのです。
(出展:京都大学大学院医学研究科 医師 鶴身孝介)
上の図は借金脳(ギャンブル依存症)の方と正常な方の脳の比較です。
一旦、ギャンブルにのめり込むと何故止められなくなるか、ハッキリ示しています。
右側の画像は、一般の人の脳が周囲の刺激に対して、赤く活発に活動している様子を示しております。
一方、左側の依存症の脳では活動が低下しております。
ギャンブルだけに過剰に反応して脳の機能バランスが崩れてしまったのです。
つまり、これが私の今の状態です。
株やFX、ブランド品の買い漁りなど過剰な刺激がないと、脳が活発に活動しない状態になってしまっているのです。
冷静に分析をしてみましたが、本当にダンナ様に申し訳ないです。。
ギャンブル障害チェックシート
ギャンブル障害 チェックシート(出典:アメリカ精神医学会「DSM-5」)
A.臨床的に意味のある機能障害または苦痛を引き起こすに至る持続的かつ反復性の問題賭博行動で、その人が過去12か月間に以下のうち4つ(またはそれ以上)を示している。
(1)興奮を得たいがために、掛け金の額を増やして賭博をする欲求
(2)賭博をするのを中断したり、または中止したりすると落ち着かなくなる、またはいらだつ
(3)賭博をするのを制限する、減らす、または中止するなどの努力を繰り返し成功しなかったことがある
(4)しばしば賭博に心を奪われている(例:次の賭けの計画を立てること、賭博をするための金銭を得る方法を考えること、を絶えず考えている)
(5)苦痛の気分(例:無気力、罪悪感、不安、抑うつ)のときに、賭博をすることが多い
(6)賭博で金をすった後、別の日にそれを取り戻しに帰ってくることが多い(失った金を“深追いする”)
(7)賭博へののめり込みを隠すために、嘘をつく
(8)賭博のために、重要な人間関係、仕事、教育、または職業上の機会を危険にさらし、または失ったことがある
(9)賭博によって引き起こされた絶望的な経済状況を免れるために、他人に金を出してくれるよう頼む
これらのうちの4つ以上に当てはまる方がギャンブル依存の障害を抱えている可能性があると示されております。
私は6個。。
もう、ダンナ様に嘘はつきたくありません。
依存症脱出のためには、本当は家族や友人などの協力を仰ぎながら進めていくのが良いとされています。
しっかりと現状を話すことが大事だと。
しかし、私はまだダンナ様にも友人にも話す勇気がありません。
それまではこのブログで公開することで、何とか変わっていきたいと思います。
今年こそ、借金返済の第一歩のために、変わりたいと思います。