借金の返済がどうにもならない時、私は度々、自分の身体でお金を作ることがあります。
健康に産んでくれた両親に、懺悔の念と可愛がってくれているダンナ様に申し訳ないとの思いが交錯しながらも、自分自身が作ってしまった借金の返済のために、イヤイヤ身体の一部で貢献しています。
借金返済のために薬剤師が厳選した治験
そもそも治験とは何かと申しますと
こうして得られた成績を国が審査して、病気の治療に必要で、かつ安全に使っていけると承認されたものが「くすり」となります。
人における試験を一般に「臨床試験」といいますが、「くすりの候補」を用いて国の承認を得るための成績を集める臨床試験は、特に「治験」と呼ばれています。
出展:厚生労働省HP
堅く書いてありますが、砕けて言うと「まだ市販されていない薬を負担軽減費を払うから、注射してみてね。もし副作用が出たら報告してね」というものです。
いくら借金返済のためでも、ヤバい治験には参加をしたくない
いくら借金まみれでも、ヤバい治験には参加したくないのです。
さすがにリスクが高すぎる治験に参加をしたら、ダンナ様にバレてしまうからです。
治験には種類があります
治験は大きく3つのステージに分かれ、それぞれ第I相試験、第II相試験、第III相試験と呼ばれています。
<治験のステージ>
- 第I相試験:
通常、少数の健康な成人又は患者様を対象として、治験薬の安全性や、治験薬がどのように体内に吸収され排泄されるかを調べます。 - 第II相試験:
比較的少数の患者様に対して、第I相試験で安全性が確認された用量の範囲で薬剤が使用され、薬の安全性、効き目、適切な投与量等を調べます。 - 第III相試験:
多数の患者様に対して薬剤を使用し、第II相試験よりも詳細な情報を集め、実際の治療に近い形での薬の効き目と安全性を確認します。
この中で比較的リスクが高いのが、第Ⅰ相試験と第II相試験。特に第I相試験は「健康な男性」とかいかにも忍容性が高い方だけの募集とかがあります。
先日、「4カ月イギリスに滞在して、その間30泊入院」という試験の募集がありました。
もちろん、渡航費と宿泊費の負担もあるのですが、「負担軽減費:820,000円」と破格な条件でした。
裏を返せば、日本で出来ない試験を海外でやるということですから、リスクは高いのですが、借金返済に困っていて、時間的にゆとりがある方にはおススメです。
そんな中、私が選んだのは花粉症の試験です。
イギリスに比べると、明らかにしょぼい負担軽減費ですが、これでも非常に助かります。
試験の内容については守秘義務があるので、詳しく話せないのですが、ほぼ毎回採血があります。
この採血の際に、「いかにも血液を売ってるなあ。母親に申し訳ない」と思いながら、採血されています。
また、どの治験でも当てはまるのですが、試験参加中は「絶対避妊」が原則です。
なぜならば、安全性が確認されていない薬剤を服用中に妊娠してしまったら、胎児にどのような影響がでるかわからないからです。
この点では、ダンナ様には本当に申し訳なく思っています。
仕事の関係でどうしても参加していると嘘をついておりますが・・・
いつ辞めろと言われるかわかりません。
本当の事を知ったら、ダンナ様や両親はどう思うのかな(><)